内容説明
前著『シュタインの社会と国家』の続編。後期シュタインと言うべきウィーン時代のシュタインの活動を研究対象とし、国家学、社会学、行政理論、教育学などからなるシュタインの総合的国家学体系を分析することで、それが現代ヨーロッパの“社会国家”の学的根拠となっていると言われる所以を明らかにした。(著者「序文」)
目次
第1章 「自治」という言葉
第2章 シュタインの自治理論
第3章 シュタイン自治理論の評価
第4章 自治団体論
第5章 教養形成論
第6章 シュタインとグナイスト―往復書簡を通して
第7章 自治をめぐるグナイストとシュタインの理論上の差異
第8章 シュタイン自治理論の歴史的社会的背景
補論 シュタインの国家学における内政と外交
終章
付録 ウィーン大学におけるシュタイン講義
著者等紹介
柴田隆行[シバタタカユキ]
1949年生。1977年東洋大学文学部博士課程哲学専攻満期退学。現在、東洋大学社会学部社会文化システム学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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