内容説明
本書は、学生時代に多くの本を読み、深く思考して人間性を追求した渡辺洋三氏の、学徒出陣から生死をかけた戦闘の後、敗戦によって捕虜となる。その間の手記である。戦後、日本の民主主義法律学を推進した著者の原点!!
目次
1 心の窓(随想;たそがれ;市電の中;たしなみ;ディッケンズ ほか)
2 南方一年(パンガ~セッセ;テットカウ;ウェカミ;パンガ~ムドン;帰還)
3 詩
著者等紹介
渡辺洋三[ワタナベヨウゾウ]
1921年11月21日東京市(現在、都)に生まれる。旧制第一高等学校、東京大学法学部卒業。法学部特別研究生。東京大学社会科学研究所助教授・同教授。帝京大学大学院法律学研究科教授。法学博士(東京大学)。2006年11月没
北條浩[ホウジョウヒロシ]
帝京大学法学部教授、同大学院法学研究科教授、アメリカ・ヴァージニア州立ジョージメイスン大学客員教授、徳川林政史研究所客員研究員等を歴任
村田彰[ムラタアキラ]
佐賀大学経済学部助教授等を経て、現在、流通経済大学法学部教授、同大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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