目次
第1章 ルソーの政治思想に対する接近方法―宗教、倫理および政治の三層構造
第2章 自然と歴史の対立そして自然の敗北『人間不平等起源論』―神義論的自然観の世俗化の視点から
第3章 『政治経済論』について―租税問題を中心に
第4章 人間の育成『エミール』―自然の育成とその目的
第5章 市民の育成『社会契約論』―自然の再生:新しいアソシアシオン論の構想
第6章 精神の自律としての自由
第7章 平等主義的自由について―自由とは平等である(J.プルードン)
第8章 歴史の変革(1)『山からの手紙』―どのようにして執行権独裁をチェックするか
第9章 歴史の変革(2)『ポーランド統治論』―国家の改造と宗教問題
第10章 超格差社会について―ポール・クルーグマンの『格差はつくられる』を読みながら
第11章 資本主義の変容と国家の役割―危機管理の視点から
著者等紹介
土橋貴[ドバシタダシ]
1944年福島県会津若松市生まれ。1957年中央大学法学部法律学科卒、中央大学大学院法学研究科博士課程満期退学。専攻は政治学、西欧政治思想史。現在、中央学院大学法学部教授・中央大学法学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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