目次
第1章 中国の「格差」を多面的に考える(「中国は崩壊するか?」から「中国は日本経済の救世主になりうるか?」へ;「中国」は一様ではない ほか)
第2章 近代中国と横浜の開港―東アジアの文化交流(欧米への通路―上海と横浜;西洋文明の伝来の窓口 ほか)
第3章 戦争終結直後の中国人は日本をどう見たか(1945年;1946年 ほか)
第4章 歴史学を学ぶ意味について(人生における事実の偶然性と必然性の関係について;歴史学の有効性について ほか)
著者等紹介
村井寛志[ムライヒロシ]
1971年生まれ。横浜出身。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。東海大学、東京女子大学非常勤講師を経て、2005年より神奈川大学外国語学部専任講師(08年より同准教授)。専門は中国近現代史、メディア史、現代中国社会論
張翔[チョウショウ]
1957年中国・上海市生まれ。1982年10月中国教育部の派遣留学生として広島大学文学部へ、1988年同大学院日本近世近代史専攻博士課程修了。その後、復旦大学歴史系副教授(1993年)、東京大学社会科学研究所、法学部、文学部客員研究員(1933‐1997年)、京都大学人文科学研究所客員研究員(2001年)、国際日本文化研究センター外国人研究員(2003‐2004年)をそれぞれ就任。現在、復旦大学歴史系教授、同大学中外現代化進程研究センター、日本研究センター研究員。また、中国日本史学会常務理事、政治・社会史分会長、日本広島史学研究会海外評議員を兼任
大里浩秋[オオサトヒロアキ]
1944年秋田県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科中国文学博士課程満期退学。博士課程在籍中の1980年~83年、中国広州市の広州外国語学院(現在広東外語外貿大学)で日本語教師を務めた。1987年神奈川大学外国語学部専任講師となり、助教授を経て、教授。専門は中国近代史、日中関係史
小林一美[コバヤシカズミ]
1937年長野県生まれ。東京教育大学大学院人文学研究科東洋史学専攻博士課程単位取得満期退学。名城大学助教授を経て、1986年神奈川大学外国語学部教授、同大学名誉教授。専門は中国国家・社会・民衆史の研究。最近は世界文明史及びマックス・ヴェーバー学に関心を持ち研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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