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独逸法学の受容課程―加藤弘之・穂積陳重・牧野英一

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  • サイズ A5判/ページ数 308,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784275009050
  • NDC分類 321.234
  • Cコード C3032

内容説明

明治・大正・昭和をつらぬく「独逸法学」の受容史。「法律進化論」は、日本の歴史法学だった。加藤弘之・穂積陳重・牧野英一の忘れられた法思想が蘇る。

目次

第1章 法哲学事始め―西周・加藤弘之・穂積陳重の思想史として
第2章 ゲッティンゲンのイェーリング―二つの博士号をめぐって
第3章 穂積陳重の歴史法学―進化論から文体論へ
第4章 穂積陳重の法典論―法典の「形体」について
第5章 穂積陳重の法思想―立法と法学の使命について
第6章 牧野英一の法理学―法律進化論から自由法論へ
第7章 牧野英一のネクロロジー―自由法論を偲んで
翻訳 「独逸協会学校」教師としてのゲオルク・ミヒャエリス―ミヒャエリス著『国家と国民のために』より
書評

著者等紹介

堅田剛[カタダタケシ]
1950年宇都宮市に生まれる。1975年上智大学法学部卒業。1980年明治大学大学院法学研究科博士課程修了。現在、獨協大学法学部教授、法学博士(明治大学)。専攻は法思想史・法哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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鵜殿篤

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「人格」という言葉の受容に関して、おそらく法学はかなり重要な鍵を握っている。とくに歴史法学の受容動向については押さえておく必要がある。ドイツ法学の重鎮である穂積陳重の学問的基礎が進化論にあったことは要注意事項。 ミヒャエリスについては、この本で初めてしっかり読んだ。 しかし、登録されたタイトルの漢字が間違っている。「課程」じゃなくて「過程」。

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