内容説明
明治・大正・昭和をつらぬく「独逸法学」の受容史。「法律進化論」は、日本の歴史法学だった。加藤弘之・穂積陳重・牧野英一の忘れられた法思想が蘇る。
目次
第1章 法哲学事始め―西周・加藤弘之・穂積陳重の思想史として
第2章 ゲッティンゲンのイェーリング―二つの博士号をめぐって
第3章 穂積陳重の歴史法学―進化論から文体論へ
第4章 穂積陳重の法典論―法典の「形体」について
第5章 穂積陳重の法思想―立法と法学の使命について
第6章 牧野英一の法理学―法律進化論から自由法論へ
第7章 牧野英一のネクロロジー―自由法論を偲んで
翻訳 「独逸協会学校」教師としてのゲオルク・ミヒャエリス―ミヒャエリス著『国家と国民のために』より
書評
著者等紹介
堅田剛[カタダタケシ]
1950年宇都宮市に生まれる。1975年上智大学法学部卒業。1980年明治大学大学院法学研究科博士課程修了。現在、獨協大学法学部教授、法学博士(明治大学)。専攻は法思想史・法哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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