目次
第1部 政策篇(日本における新自由主義の起点に関する考察―蓄積危機と階級権力をめぐる議論を手がかりに;労働再規制に向けての構造改革路線からの反転―2008年以降の動向を中心に)
第2部 労使関係・労働条件篇(「企業社会」再論―新自由主義の改革と「企業社会」の変容;公務部門改革下の公務労使関係―その変化と見通し;規制緩和と長時間労働;外資系企業A社における1990年代以降の雇用調整に関する一考察;生協における賃金・査定と労働組合―CK生協の事例に基づいて)
第3部 理論篇(イギリス労使関係論におけるプルーラリズムとマルクス主義―論争の系譜と現段階;社会運動ユニオニズムの可能性と限界―形成要因、影響の継続性、制度との関係についての批判的考察;解雇規制の必要性―Authority Relationの見地から)
著者等紹介
鈴木玲[スズキアキラ]
1962年、東京に生まれる。上智大学法学部卒業。University of Wisconsin‐Madison社会学部大学院博士課程修了。社会学博士。現在、法政大学大原社会問題研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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