内容説明
世界金融・経済恐慌は世界の多極化をもたらすか?アジアの比重と役割が飛躍的に高まる歴史的転換期を理論的・実証的に描き、中国とインドが世界経済に与える強烈なインパクトを正面から論じる。
目次
第1章 中国とインドの工業化の衝撃
第2章 中国とインドの再台頭―先進国への影響
第3章 中国経済発展の最近の特徴と日本経済に与える影響について
第4章 日本企業in中国
第5章 グローバル化とインドの経済自由化
第6章 東アジアに関する金融アーキテクチャー―展望と課題
第7章 国際金融危機:金融システムのグローバル化と中国―機関投資家の変貌
第8章 グローバル金融恐慌:発展途上国とインド
著者等紹介
横川信治[ヨコカワノブハル]
1950年生まれ。東京大学大学院経済学研究科を経てケンブリッジ大学卒(Ph.D.)。アメリカン大学(ワシントンDC)客員教員等を経て、武蔵大学教授。専攻は政治経済学
板垣博[イタガキヒロシ]
1947年松江市に生まれる。1971年横浜国立大学経済学部卒業。1978年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現在、武蔵大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。