内容説明
満洲農業の近代化過程を満農の視点から描く。満洲農民の8割を組織し「満洲国」の農業近代化に多いに貢献した巨大農協組織の「興農合作社」。農業近代化は、満洲農業を支配した「地主」のもつ流通機構である「糧棧」との対決なくしてはなしえなかった。
目次
北満入植
交易場
合作社事件
興農会
匪襲
結婚
共同出荷
敗戦
著者等紹介
坂本進一郎[サカモトシンイチロウ]
1941年仙台生まれ。1964年東北大学経済学部卒業。北海道東北開発公庫に奉職(1969年まで)。1969年八郎渇干拓地(大潟村)に第四次入植者として入植、現在に至る。農民の立場から「世界と日本の農業問題」に鋭い提言をつづける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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