ジョン・ロックとアメリカ先住民―自由主義と植民地支配

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  • サイズ A5判/ページ数 217,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784275008152
  • NDC分類 311.233
  • Cコード C3010

内容説明

ロックの植民地支配に関する議論を考察し、その議論が彼の自由主義政治思想とどう関係しているのかを究明する。万人の自由と平等を主張する自由主義が、どうして異国の土地を獲得して植民地とし、現地の民衆を武力で征服し、政治的に支配する政策と結びつくのだろうか。

目次

序論 ロックの自由主義政治思想
第1章 ロック自然法の普遍性と排除規定―イギリス植民者とアメリカ先住民の関係をめぐって
第2章 ロックのアメリカ植民地化論と先住民社会
第3章 イギリス植民地と先住民の間の戦争
第4章 ロックの戦争・征服論とアメリカ
第5章 植民地における奴隷制とその正当性論
第6章 ロックにおける自由主義と植民地支配の関係

著者等紹介

三浦永光[ミウラナガミツ]
1938年、東京生まれ。東京大学教養学科卒業。東京都立大学大学院博士課程(哲学)満期退学。ハンブルク大学留学。高崎経済大学助教授、津田塾大学教授を経て、津田塾大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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