現実経済論の諸問題

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  • サイズ A5判/ページ数 305p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784275008107
  • NDC分類 331.845
  • Cコード C3033

内容説明

市場経済には時代や地域に応じて多様なタイプがあるということを論じ、また、その観点から近年のアメリカナイゼーションとしてのグローバリゼーションの問題点を提示する。

目次

第1部 序論(市場経済は本来合成的な混合経済なのである;市場経済の多様性)
第2部 市場経済の歴史と現実(商業の生成と世界展開;近代日本の貨幣制度;電子マネーの貨幣論的考察;ITの進展による経済と社会の変容;現代社会と現代流通―分析視覚・分析方法;アメリカ型経営の特徴とメリット・ディメリット;「企業統治」と「所有と経営の分離」;中小企業の論じ方)
第3部 中国経済論の諸問題(企業と市場の諸問題と中国;華人社会と華人企業;華人ネットワーク;社会主義市場経済の定義;中国とアメリカナイゼーション)
付録(宇野理論と制度派経済学;On the varieties of market economy)

著者等紹介

山口重克[ヤマグチシゲカツ]
1932年福井県越前市に生まれる。1955年東京大学経済学部卒業。1962年東京大学大学院社会科学研究科中退。1968年経済学博士(東京大学)。電気通信大学助手、新潟大学商業短期大学部助教授、法政大学経済学部教授、東京大学経済学部教授、国士舘大学経済学部教授を経て、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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