凌辱されるいのち―沖縄・尊厳の回復へ

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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784275008022
  • NDC分類 312.199
  • Cコード C0036

内容説明

薩摩の侵略(一六〇九年)から四〇〇年。いまは米軍基地の存在に日々脅かされる沖縄の、相互扶助(ユイ)と女性たちの古代的祭祀を見つづけた著者が、抵抗運動の続く韓国・パレスチナの人々との交流を通して得たものとは。

目次

第1章 凌辱される生命(由美子ちゃん事件;中屋幸吉とジェット機墜落事故 ほか)
第2章 日米軍事一体化と自治の破壊(米軍再編合意は自治・民主主義の否定;政府の沖縄切り捨てと「島ぐるみ」の闘い ほか)
第3章 生命の連鎖・沖縄の島じま(島が命・宮古・池間島の神々の誕生と再生;伝統社会にみる自然観と自治 ほか)
第4章 生命の連帯・韓国と沖縄(祈りは、民族・宗教をこえて;沖縄・女性たちの闘い―韓国「ピース・キャンプ二〇〇一」の報告から ほか)
第5章 ユイ(相互扶助)の回復は可能か(逆格差論とユイ;戦後沖縄の共同店の変容と可能性について(コメント) ほか)

著者等紹介

安里英子[アサトエイコ]
1948年那覇市首里に生まれる。沖縄大学・珊瑚舎スコーレ非常勤講師。第5回地方出版文化功労賞次席(1992年)。第2回女性文化賞(高良留美子創設)(1998年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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