目次
序 経済学史とはどんな学問か
1 貨幣と政治家による経済開発―J.スチュアート
2 自然法と経済循環の発見―F.ケネー
3 市民社会と諸国民の富の経済学―A.スミス
4 スミス批判の開始
5 土地所有批判と産業資本蓄積のゆくえ―D.リカード
6 物象化批判と「自由の王国」―K.マルクス
7 二〇世紀資本主義への構造転換
8 日本における経済学の成立・序説―大塚久雄を例にして
著者等紹介
野沢敏治[ノザワトシハル]
1968年、名古屋大学経済学部卒業。同年、大学院経済学研究科に進学し、1974年、経済学部助手に採用される。1976年、小樽商科大学に赴任する。1982年、千葉大学法経学部に移籍し、教授として今日に至る。この間、幾つかの住民運動から学び、1982~83年にはスコットランド・グラスゴー大学に遊学する。専門はスミス研究と日本市民社会思想研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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