須恵村の女たち―暮しの民俗誌

須恵村の女たち―暮しの民俗誌

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  • サイズ A5判/ページ数 557p/高さ 22X15cm
  • 商品コード 9784275007704
  • NDC分類 384.6

内容説明

日本の農村研究は須恵村からはじまったといえる。ムラの女たちはどう生きたのか日本農村研究の歴史的名著の完訳!

目次

プロローグ 回想の須恵村
1 女たちの特徴とその世界
2 正規の婦人団体
3 対人関係
4 性―公と私
5 生活の実態
6 若い男女―成長
7 結婚・離婚・養子
8 妻と夫
9 母と父
10 少女と少年
11 身心障害者と不適応者・放浪者・魔女

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

massda

1
藤原さんがお別れの時にエラに言った言葉、「ここは山の中のさびしかところ。私が最初にここに来たとき、たいぎゃさみしかった。貴女は私の髪が白うなって、すっかり年ばとってしまう前に、また帰ってこなんなりませんよ」で泣いた。藤原さんは下ネタとエッチな踊りが得意な30代後半~40代の女性で、しばしばエンブリー夫妻をドン引きさせている本のなかで目立つキャラ。(夫妻も村人をビックリさせる言動があるのでドン引きはわりとお互い様)2019/09/07

faqa

0
日本人として単に昔の日本の生活を眺めたくて「昔は生活苦しかったけどおおらかだったね」って感想持つために読んでも良いけど、もしこの本から文化人類学に入る人がいたら文化人類学がどんなものか大きく誤解すると思います。文化人類学は集団ごとの社会制度や気質の違いを比較したり、何らかの社会法則を見出したり、その法則は何が原因でどう変わるのかを見極めようとするものであり、日本の昔と今を比べただけでは近視眼過ぎてそこにある変化がなぜ起きたのかとか古今東西の他の社会と比べてどう違うのか何の知恵も見出さないからです。2025/03/07

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