内容説明
「政治家は貧乏でなくてはならない。」信念を貫く政治家古井喜実を通して、日本の戦後政治の辿った方向と、政治家のあり方を問う。
目次
序章 政治家古井をめぐる問題
第1章 「古井は学者になれ、矢部は政治家になれ」―生家と生い立ち
第2章 「超エリート・コース」―内務官僚時代
第3章 「いも畑に浪人の立つ風情かな」―花開く友情
第4章 「自民党の良心と良識は未だ消えず」―政務と党務のはざまで
第5章 「政治家は貧しく国民は豊かに」―厚相から落選まで
第6章 「貧しい政治家は衰退するのみ」―落選と再起と金権批判
第7章 「冴えて涼しき冬を訪ねん」―政界からの引退
終章 爽やかな政治家いずこ
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