米に関する論考―食管制度に関連して

米に関する論考―食管制度に関連して

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  • サイズ A5判/ページ数 322p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784275006592
  • NDC分類 611.33

内容説明

本書の構成は3部に分ち、第1部は食糧管理法が制定されて、食管制度が発足してから、供出制割当が予約売渡制(事前売渡申込制)に移行するまでの期間の史的考察であり、第2部はその両期に亘る時論的論考であり、第3部は米価算定の生産費方式の基礎をされる米生産費調査における主として評価上の問題を取りあげた理論的考案ともいうべきものである。

目次

食糧管理制度との関連における農政
食糧管理制度における供出制の検証
三つの米価論―生産農民にとって望ましい米価とは何か―
米の統制撤廃の検討
米価の地域格差の形成
米価算定における生産費方式の論点
米価算定における生産費方式の吟味
米価論議批判
米価算定と再生産確保
米質悪化―日本米の危機―
米の作付転換の意義
農業恐慌と米生産費―米生産費調査小史
米の生産費調査における新規事項の検討

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