内容説明
本書の課題は、一九世紀後半から一九二〇年代にかけての約三〇年間について、製紙業を中心とした米国資本のカナダへの進出過程を解明することである。
目次
第1章 第一次世界大戦前における米国製紙業の展開と対カナダ投資(米国製紙業の展開と対カナダ投資;米国の対カナダ直接投資(製紙業を除く)
英米の対カナダ証券投資 ほか)
第2章 第一次世界大戦期の米国製紙業と対カナダ投資(米国製紙業の概観;カナダ製紙業の発展;米国の対カナダ証券・直接投資とカナダ産業の発展(製紙業を除く) ほか)
第3章 1920年代における米国製紙業の展開と対カナダ投資(米国製紙業の展開過程;米国企業のカナダ新聞用紙産業への進出;米国の対カナダ直接投資(製紙業を除く) ほか)
著者等紹介
土井修[ドイオサム]
1945年和歌山に生まれる。1968年東京大学経済学部卒業。1976年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。1986~87年ニューヨーク大学歴史学部客員研究員。1992年コロンビア大学東アジア研究所客員研究員。1999~2000年ニューヨーク大学経済学部客員研究員。2002年経済学博士(東京大学)。現在、敬愛大学学長、敬愛大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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