目次
序章 カナダ金融経済研究の歴史と方法
第１章 中央銀行の創設問題
第２章 対英米金融経済関係
第３章 カナダの産業編成―メトロポリスＶＳ．ヒンターランド
第４章 世界恐慌とカナダ―景気変動と「ニューディール」
補章 工業化と中央銀行創設に関する若干の国際比較
第５章 カナダの金融システムの原型
第６章 王立委員会と中央銀行法案を巡る国内の意見対立
第７章 カナダの金融市場と金融政策
補論 近年のカナダの国際金融情勢と国内景気の基調について―加ドルの足取りとインフレ・ターゲッティングを手がかりに
終章 総括―まとめと展望
著者等紹介
河村一［カワムラハジメ］
１９５３年北海道生まれ。１９７９年横浜国立大学経済学部卒業。１９８５～８７年金融国際化プロジェクト（法政大学比較経済研究所）メンバー。１９８７年東京大学大学院経済学研究科第二種博士課程単位取得満期退学。１９８８年釧路公立大学経済学部専任講師。２０００～０１年サイモンフレーザー大学（カナダ）客員研究員。現在、釧路公立大学経済学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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