フランス地域民主主義の政治論―分権・参加・アソシアシオン

中田 晋自【著】

御茶の水書房（2005/11発売）

• サイズ A5判／ページ数 334,／高さ 24cm
• 商品コード 9784275003966
• NDC分類 318.935
• Cコード C3031

目次

中央集権国家フランスの地方分権改革―問題の所在と分析視角（地方分権化と地域民主主義の法制度改革―改革の概要と新しい動向；フランス地方政治研究の動向―地域システム理論の発展と「地方名望家」イメージ）
第１部　政権戦略としての地域システム改革（政権基盤強化戦略としてのレジオン改革―ドゴール政権下における地域システム改革；政権基盤強化戦略としてのコミューン改革―ジスカールデスタン政権下における地域システム改革構想；政権獲得戦略としての地方分権改革）
第２部　一九七〇年都市コミューンの「分権化＝自律化」要求（マルセイユ市の市政改革と分権化要求―ドゥフェール市長の経済介入政策と地方分権論；グルノーブル市の市政改革と分権化要求―デュブドゥ市長の住民参加政策と地域民主主義論）
第３部　「分権・参加・アソシアシオン」の政治論（地域権力アソシアシオンの台頭と分権化要求の論理―グレミオンの「周辺権力」論を中心として）
地域民主主義から近隣民主主義へ―フランス型地域討議デモクラシーの探究

著者等紹介

中田晋自［ナカタシンジ］
１９７０年愛知県生まれ。１９９４年立命館大学法学部法学科（政治・行政コース）卒業。１９９９年立命館大学大学院法学研究科（公法専攻）博士後期課程単位取得満期退学。愛知県立大学外国語学部フランス学科助教授。学位：修士（法学）。専攻：政治学、現代フランス政治論（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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