原爆と写真

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  • サイズ A5判/ページ数 202,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784275003812
  • NDC分類 369.37
  • Cコード C0072

内容説明

巨大なキノコ雲の写真は核兵器の威力を誇るものであっても、それによって有無をもいわせずに殺されたり傷つけられたりした人たちの惨状を伝えるものではない。むしろそうした犠牲者の姿を隠蔽するもののようにもみえる。…生身のこの人たち一人一人が、キノコ雲の下でどのような目にあったのか、また大火傷を負って生存した人たちがどのようにその後を生きたのか、原爆投下当日から現在に至るまで、多くの写真家らによって撮られた写真をもとにたどってみよう…。

目次

第1章 忘却と想起の間で(土門拳;東松照明 ほか)
第2章 キノコ雲の下で起こったこと(松重美人;山端庸介 ほか)
第3章 原爆棄民を追う(伊藤孝司;山本将文 ほか)
第4章 核の風下の人々(豊崎博光;徳山喜雄 ほか)

著者等紹介

徳山喜雄[トクヤマヨシオ]
朝日新聞アエラ・フォトディレクター。1958年兵庫県生まれ。写真部次長、総合研究本部研究員を経て、現職。ベルリンの壁崩壊をはじめとする一連の東欧革命、崩壊前後のロシア・旧ソ連諸国、中国、朝鮮民主主義人民共和国など旧共産圏を数多く取材。ほかにエルサルバドル内戦、ニューカレドニア独立紛争、クルド難民などを取材。著書に『苦悩するロシア』(三一書房、RM文学賞受賞)など。1998年、取材キャップを担当した朝日新聞連載『素顔の中学生』が日本新聞協会賞を受賞
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