目次
日系人労働者研究の実証課題と分析視座
第１部 理論篇―労働市場分析とエスニック・マイノリティ研究（日系人労働者の存在をどう把握するか―労働市場分析とエスニシティ研究；日系人労働者の労働市場分析；「エスニック・マイノリティ」としての外国人労働者―日本社会再考）
第２部 実証篇―地方労働市場における日系人労働者の「構造化」（「東海圏」における地方労働市場の展開と日系人労働者；日系人労働者の分断的労働市場と就業構造―工業都市・浜松に就労する日系ブラジル人）
第３部 実証篇―日系人労働者の不安定雇用と「代替／補完」関係（景気低迷にみる地方工業都市の企業経営と日系人労働者―長野県上田・小県地方に集積する製造業の経営分析を通して；不況下における日系人労働者の雇用・労働と生活の不安定―長野県上田市周辺地域に集住する日系ブラジル人の就労実態；地方労働市場における日系人労働者の存在と役割―日系人労働者と日本人労働者との「代替／補完」関係）
日系人労働者分析から何が捉えられたか
著者等紹介
大久保武［オオクボタケシ］
１９４８年茨城県生まれ。１９７４年早稲田大学社会科学部社会科学科卒業。１９８８年中央大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程後期単位取得満期退学（文学修士）。１９９１年東京農業大学農学部専任講師。東京農業大学国際食料情報学部助教授
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