出版社内容情報
コンピュータシミュレーションを通して、あなた好みの鉄道ダイヤがつくれる!
ダイヤを自作してみたい鉄道ファン、ダイヤの設計・検討を行う鉄道事業者の方に向けた、鉄道ダイヤ作成・評価の手引書です。鉄道ダイヤのつくられ方の解説はもちろん、著者作成のプログラムを使って、鉄道ダイヤの構築、実際の旅客流動のシミュレーションなどを行えるようになる本です。
目次
第1章 列車ダイヤ評価の理論(列車ダイヤとその必要性;よい列車ダイヤとは? ほか)
第2章 シミュレーションの準備(「すうじっく」の概要;必要なソフトウェアのインストール ほか)
第3章 旅客行動シミュレーションはどう働くか(シミュレーションの出力の詳細;シミュレーションを検証する ほか)
第4章 列車ダイヤ評価の実際(東京メトロ東西線;東急田園都市線 ほか)
著者等紹介
曽根悟[ソネサトル]
1967年、東京大学大学院工学系研究科電気工学専攻博士課程修了。工学博士。1967~2000年、東京大学工学部電子工学科講師。同大学助教授、教授を経て、2000~2007年、工学院大学電気工学科教授。2007年より工学院大学客員教授、特任教授。東京大学名誉教授。叙勲、瑞寶中綬章(2018年)
富井規雄[トミイノリオ]
1978年、京都大学大学院工学研究科情報工学専攻修士課程修了。博士(情報学)。1978年より日本国有鉄道運転局列車課、東京システム開発工事局などで勤務。1987年より(財)鉄道総合技術研究所運転システム研究室長、輸送情報技術研究部長などを歴任。2007~2019年、千葉工業大学情報科学部情報工学科教授。2019年より日本大学総合科学研究所教授、鉄道工学リサーチ・センター副センター長
高木亮[タカギリョウ]
1995年、東京大学大学院工学系研究科電気工学専攻博士課程修了、博士(工学)。1995~1998年、東京大学大学院工学系研究科電気工学専攻交通システム工学(JR東海)寄付講座助手、1998~2001年、東京電力株式会社電力技術研究所主任。2001~2006年、University of BirminghamにてResearch Fellow(School of Engineering(Electronic、Electrical & Computer Engineering))を務める。2006~2017年、工学院大学工学部電気システム工学科准教授、2017年より工学院大学工学部電気電子工学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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