太陽光発電システムのパワーコンディショナ入門

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太陽光発電システムのパワーコンディショナ入門

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  • サイズ A5判/ページ数 128p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784274504266
  • NDC分類 543.7
  • Cコード C3054

内容説明

パワーコンディショナの入門書。その概要と動作原理を中心に述べ、特に、太陽光発電の出力を最大化するという、パワーコンディショナの重要な機能の1つであるMPPT機能について詳細に解説。実用化されているMPPTアルゴリズムの1つである“山登り法”について示すとともに、落ち葉などで生じる部分影で出力が大幅に低下してしまうという問題に対して、効果の得られるMPPT制御“スキャン法”についても各種条件下における実験データをもとに詳細に解説した。

目次

第1章 太陽光発電システム(太陽光発電システムの概要;独立型太陽光発電システム ほか)
第2章 独立型システムのパワーコンディショナ(独立型システムのパワーコンディショナの概要;DC‐DCコンバータの動作原理 ほか)
第3章 系統連系型システムのパワーコンディショナ(系統連系型パワーコンディショナの概要;家庭用系統連系型パワーコンディショナ(単相系統連系) ほか)
第4章 制御の形態と系統保護(一括制御と分割制御;電圧上昇問題 ほか)

著者等紹介

板子一隆[イタコカズタカ]
1991年日本大学大学院修了後、神奈川工科大学助手。この間、ドイツ・ブラウンシュヴァイク工科大学客員研究員(Technische Unversit¨at Braunschweig,Gast Wissenschaftler)としてProf.Dr.Werner Leonhard、Prof.Dr.Walter Schumacherの下でパワーエレクトロニクス制御の研究に従事。現在、神奈川工科大学教授。同大学先進太陽エネルギー利用研究所兼任。博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Kenichi Shoda

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太陽光用パワーコンディショナにおいて最大電力を得るため一般的に使われている手法が山登り法と呼ばれる方法。これだと電力のピークが2つできた場合(太陽光パネルに影が差したり、方位がことなっていたりすると生じる)、低いピークを検出してしまうと大きいピークに気付かずパネルの発電量が売電に結びつかない可能性がある。 そこで、著者はスキャン法と呼ばれる開放電圧から短絡状態にまですることで電力の最大点を突き止め、その最大電力点に追従するようにパワコンを制御する原理と実験結果を本書で紹介している。2014/06/08

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