水ビジネスの世界―ポスト「石油」時代の投資戦略

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  • サイズ A5判/ページ数 332p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784274503276
  • NDC分類 517
  • Cコード C3050

内容説明

「水」は次の「石油」になるか?世界の水ビジネスを米国投資顧問が徹底分析。

目次

第1部 水(水:生命と生活の前提条件;世界の水事情;公共財か、商品か、資源か?;清潔な水のためのコスト)
第2部 水への投資(水ビジネス;水道;集中型水処理;分散型水処理;水インフラ;水分析;水資源管理;淡水化)
第3部 21世紀の水(新たなる課題;資産(アセット)クラスとしての水
気候変動と水の(再)循環
水投資家のための展望)

著者等紹介

ホフマン,スティーブ[ホフマン,スティーブ][Hoffmann,Steve]
25年以上にわたり水業界で活動する資源エコノミストで、彼の専門知識は広く世に認められている。彼はまた、水業界を専門とする投資コンサルティングを行なうWater Tech Capital社の創立者でもあり、世界的な水ビジネスへの潜在的な投資機会をもっとも早くから認識していた投資家の1人である。1987年に彼が執筆した「Water:The Untapped Marker」で述べていたとおり、水の質と量の問題が世界的に出現し、水がもつ経済価値が投資機会を増大させることとなった

種本廣之[タネモトヒロユキ]
第一環境(株)システム開発部長。1975年国際基督教大学教養学部理学科卒業。1980年慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了(MBA)。日本IBM(株)、モルガンスタンレー証券(株)、鐘紡(株)情報システム研究室などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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手押し戦車

13
産業の発展は石油が支え、全生命の命は水が支える。縁の下の力持ちの様に使わざるを得ないサービスは寡占市場になり、地域独占、業界独占になり価格決定権を保有し永続的な競争力を保有し高利益、投下資本に対するリターンが大きくお金がどんどん湧いてくるビジネスになる。交通、生活インフラなどは無競争になり言い値の価格でビジネスが展開できる。ビジネスは理解が容易に出来て消費者独占力があり、永続的な競争力を確信すると強い。一貫した決算内容、昔から同じ商品を一貫して作り続けていると独占力がありリッチなビジネス。2015/05/01

taming_sfc

0
副題にポスト石油時代の投資戦略、とあるように、水は投資対象としてどうなのか、という問題について知りたい方向け(経済学メジャー)の著作である。この種の書籍にあるように、生命と水の関係、世界の水事情、水はいかなる財か、清潔な水を得るためのコスト、水ビジネス、水道事業、水処理技術…と話が展開していくのだが、基本的な筆者のスタンスが投資対象としての水、民営化への傾倒、とはっきりしているので、その分読みやすい。中・上級者向けかと思います。2011/12/22

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