出版社内容情報
クラウドコンピューティング時代において、ソフトウェアを工業製品のように正確につくるための仕組みであるソフトウェアファクトリと、それを実現するための現場の力の活用方法について解説する基本と応用を兼ね備えた書籍。本書では、よいソフトウェアを作るためには、アジャイル開発能力+ソフトウェアファクトリ能力が必要であるとの観点に立って、この分野で活躍する第一線の方々に、企業のわくを超えて執筆して頂いた。
内容説明
ソフトウェアを工業製品のように正確につくるための仕組みであるソフトウェアファクトリと、それを実現するための現場の力の活用方法について解説する基本と応用を兼ね備えた書籍。よいソフトウェアをつくるためには、アジャイル開発能力+ソフトウェアファクトリ構築能力が問われる。この観点に立って、この分野で活躍する第一線の人々が、企業の枠を越えて執筆している。
目次
序編 ソフトウェア現場力とは(本書の目的と対象とする読者;ソフトウェアファクトリとは ほか)
第1編 ソフトウェア現場力を生み出す基盤(現場力を生かす基本事項;ソフトウェア現場立上げのための準備 ほか)
第2編 現場力向上のための核心技術(ソフトウェア開発パラダイムの概要;現代的な開発要素技術によるソフトウェアファクトリ ほか)
第3編 ソフトウェア現場力実践例(アジャイルソフトウェア・セル生産;デザインパターン中心型ソフトウェアファクトリ ほか)
著者等紹介
松本吉弘[マツモトヨシヒロ]
昭和29年東京大学工学部電気工学科卒業、同年(株)東芝に入社。昭和49年東京大学より工学博士の学位受領。昭和60年に東芝・理事。平成元年定年扱い退職後、直ちに京都大学教授に就任、京都高度技術研究所所長(副理事長)を併任。平成7年京都大学定年退官後、大阪工業大学教授、武蔵工業大学教授、ドイツ・シュツットガルト大学客員教授を歴任。現在、京都高度技術研究所顧問。発明協会全国発明表彰発明賞、科学技術庁研究功績者賞など受賞。IEEEフェロー。業績はEncyclopedia of Software Engineering(John Wiley&Sons)(1994年および2002年)で紹介されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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