出版社内容情報
言葉の意味、本質がわかれば、もっと楽しくなる!
「公式はもちろん用語1つとってみても、何を言っているのか意味不明!」と、物理にマイナスイメージを持っている人も多いと思いますが、難しい公式を使って問題を解くことは出来なくても、まずは言葉の意味を知ることで、物理の面白さに気づくかもしれません。
宇宙物理学は、これまで知られている物理学では説明できない未解決問題が多数あることも魅力の1つ。本書では、基礎から最新の話題まで35のフレーズをもとに会話で楽しく宇宙物理学を学べます。
【目次】
内容説明
言葉の意味を知れば物理も宇宙ももっともっと身近になる。宇宙物理の“いま”がわかる35フレーズ。
目次
世の中のMAXスピード、光の速さ
動く人の時計が遅れる相対性理論
我々が生きていられる根本の式E=mc2
重力を記述するアインシュタイン方程式
身近にある、未来へのタイムマシン
すべてを吸い込むブラックホール
ミクロの世界を記述する量子力学
区別できない量子
色が見える本質と量子力学
離れても維持される量子もつれ
局所実在性を否定したベルの不等式の検証
シュレディンガーの猫と多世界解釈
世界を変える量子コンピュータ
情報の価値をはかるエントロピー
マクスウェルの悪魔と情報熱力学
熱を放出するブラックホール
表面積に比例するブラックホールのエントロピー
量子もつれの量をはかるエンタングルメント・エントロピー
量子情報から時空が創発される
アインシュタインの生涯最大の過ち、宇宙項〔ほか〕
著者等紹介
波場直之[ハバナオユキ]
大阪公立大学大学院 理学研究科 物理学専攻 教授。大阪大学理学部物理学科卒。名古屋大学大学院理学研究科物理学専攻博士後期課程(理学博士)。1997年三重大学工学部物理工学科助手、2003年徳島大学総合科学部自然システム学科助教授、2006年大阪大学大学院理学研究科物理学専攻助教授(准教授)、2012年北海道大学大学院理学研究科物理学部門教授、2013年島根大学大学院理工学研究科教授、2022年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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