出版社内容情報
ヒューマンコンピュータインタラクションの基本をわかりやすく解説する定番の教科書、改訂3版!
本書は、人間の感性や認知に関する基礎知識とともに、対話システム、GUI、インタフェースの評価技術など、人間とコンピュータの親和性が高いシステムづくりに必要な技術を解説する教科書としてご好評いただいている『IT Text ヒューマンコンピュータインタラクション』の改訂3版です。今回の改訂では、XR、UX、人間中心設計、人工知能(AI)、技術者倫理などの近年注目されているキーワードを軸に情報をアップデートするとともに、図解を増やしさらに学びやすい構成としました。
目次
第1章 ヒューマンコンピュータインタラクションとは
第2章 人間の感覚と知覚
第3章 人間の認知と理解
第4章 インタラクティブシステムのデザインと分析・評価
第5章 入力インタフェース
第6章 ビジュアルインタフェース
第7章 ビジュアルデザインとビジュアライゼーション
第8章 コミュニケーションインタフェース
第9章 協同作業支援とソーシャルコンピューティング
第10章 XR(クロスリアリティ)
第11章 人・環境と融合するインタフェース
著者等紹介
雨宮智浩[アメミヤトモヒロ]
2004年東京大学大学院情報理工学系研究科修士課程修了。NTT研究員、英国ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン認知神経科学研究所客員研究員を経て、2019年東京大学大学院情報理工学系研究科准教授。2023年より東京大学情報基盤センター教授、東京大学バーチャルリアリティ教育研究センター教授(兼務)。博士(情報科学)
岡田謙一[オカダケンイチ]
1978年慶應義塾大学大学院理工学研究科計測工学専攻博士課程所定単位取得退学。慶應義塾大学工学部助手、アーヘン工科大学訪問研究員、慶應義塾大学理工学部情報工学科教授を経て、慶應義塾大学名誉教授。工学博士
葛岡英明[クズオカヒデアキ]
1992年東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻博士課程修了。筑波大学構造工学系講師、同大学助教授、同大学教授を経て、2019年より東京大学大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻教授。博士(工学)
塩澤秀和[シオザワヒデカズ]
2000年慶應義塾大学大学院理工学研究科計測工学専攻博士課程修了。東京電機大学理工学部情報システム工学科助手、玉川大学工学部電子工学科専任講師、カルガリー大学インタラクション研究室客員研究員を経て、2015年より玉川大学工学部ソフトウェアサイエンス学科教授。博士(工学)
中谷桃子[ナカタニモモコ]
2003年早稲田大学大学院理工学研究科物理学及応用物理学修士課程修了。NTTサイバーソリューション研究所、NTTサービスエボリューション研究所、NTTテクノクロス株式会社を経て、2021年より東京工業大学(現 東京科学大学)工学院情報通信系准教授。博士(工学)
西田正吾[ニシダショウゴ]
1976年東京大学大学院工学系研究科電気工学専攻修士課程修了。三菱電機株式会社中央研究所、マサチューセッツ工科大学メディア研究所、大阪大学基礎工学部教授、同大学大学院基礎工学研究科教授、同大学理事・副学長、放送大学大阪学習センター所長を経て、大阪大学名誉教授。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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