出版社内容情報
ロングセラー教科書『建築生産』10年ぶりの改訂版
『建築生産』は、大学の建築関係学科の標準的な教材となることを目的として、1981年に発行された『現代 建築生産』がルーツの書籍であり、発刊して以来、数多くの大学、高等専門学校における採用教科書として好評を博している定本ロングセラー教科書です。『建築生産』の発行より10年余りを経て、さらなる生産技術と技術基準の発展、社会背景を踏まえて今回再度内容の更新を行うこととしました。
現在の施工技術の向上や施工管理手法の高度化の実情を紙面に反映させるため、今日的観点から建築生産の全体像と各論的要素とを見詰め直し、改訂2版として発行します。
内容説明
本書は、大学の建築学関係学科の標準的な教材となることを目的として、1981年8月に「現代 建築生産」として刊行された書がルーツとなるものである。「現代 建築生産」は、初版発行以来全国の多くの大学で建築施工系の教科書として採用されてきた。この間、時代の経過とともに発展した建築生産技術の変遷や公的基準の変更に合わせて改訂を重ねてきたが、2013年に執筆者の継承を図るとともに内容の大改訂を行った。その後10年余りを経て更なる生産技術と技術基準の発展、社会背景を踏まえて今回再度内容の更新を行うこととした。本書は建築生産に携わる技術者として備えるべき最小限の基本的知見について平易に解説しており、実務の第一線でも活用できる図書となりうる内容としている。(「はしがき」より一部抜粋)
目次
第1章 建築生産概論
第2章 施工者の決定と請負契約
第3章 施工計画と施工管理
第4章 仮設と機械
第5章 地下工事
第6章 躯体工事
第7章 仕上工事
第8章 改修工事
第9章 解体工事
第10章 安全と環境問題
第11章 積算と見積り
著者等紹介
井畑耕三[イハタコウゾウ]
1970年名古屋大学工学部建築学科卒業。元清水建設株式会社名古屋支店建築技術部長。元学校法人中部大学管財部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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