出版社内容情報
理系のビジネスコミュニケーション力を身につける!
主に研究職、開発職、技術職として企業に就職する人、就職する人向けに、社内のコミュニケーションを円滑にまわす方法を解説した入門書です。以下の3分野について、まとめています。
・技術報告書などのために資料をまとめる文章力
・技術報告会などで情報を伝えるためのプレゼン力
・専門分野の異なる上司や同僚と円滑に仕事をこなすための会話術
大学では研究データを客観的にプレゼンすることに主体が置かれますが、企業ではコミュニケーションを駆使し、多面的かつ論理的に情報を伝える必要があります。大手企業では講習会や研修会などを積極的に利用していますが、日本の製造業の大部分を占める中小企業では、これらの指導はメンターに任せることが多く、新入社員が困っていてもなかなか適切に教わること、教えることは大変です。
本書は、就職後のコミュニケーションに不安を覚えている大学生、入社したもののコミュニケーションになんとなく困っている新入社員・若手社員の入口となる一冊として、社会人1年目に必要となるコミュニケーション力をわかりやすくまとめたものです。
内容説明
理系だから「専門」だけでOK?そんなことはありません。入社した後、慌てないための必須スキルを解説。
目次
1 社会人基礎力とコミュニケーション(コミュニケーションは必要?;新入社員は何に悩むのか?;コミュニケーション力とは;社会人基礎力とは)
2 読み手を納得させる文章術(理系が苦手なビジネス文章;研究報告を文章にする理由 ほか)
3 聴き手を納得させるプレゼン(プレゼンが苦手な国民性?;理系はプレゼンが苦手? ほか)
4 相手を納得させる会話術(良いビジネス会話;明確な要点とロジカルシンキング ほか)
著者等紹介
堀越智[ホリコシサトシ]
上智大学理工学部物質生命理工学科教授、博士(理学)。専門分野:グリーンケミストリー・マイクロ波化学・企業技術支援など
廣川克也[ヒロカワカツヤ]
一般財団法人SFCフォーラム事務局長。専門分野:新事業創造支援、起業支援、産学官連携コーディネートなど
宮澤貴士[ミヤザワタカシ]
積智研究院合同会社上席研究員、博士(理学)・博士(技術経営)。専門分野:自然科学(特に化学)・知的財産・研究開発戦略・契約法務・企業制度設計・ビジネスモデル設計・ベンチャー支援など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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