出版社内容情報
日常の身体ケア、医療的行為の中で役立つ「物理の原理」が満載!
本書は、看護・医療の現場で役立つ「物理学」の理論と実際が理解できるよう、
医療行為と「物理学」の関係をわかりやすく紐解き、必要最小限の物理の基礎知識を体系的に解説しています。
身体の物理、医療機器の物理の事例を豊富に取り入れ、図表とイラストを工夫して掲載しています。
また、各章に[問題]を掲載し、巻末の「ヒントと解答」によって、より理解を深めることができ、医療系の学生のための物理のテキストとして最適です。
※本書籍は、日本理工出版会から発行されていた『看護・医療技術者のための たのしい物理』(1990年4月)を第2版としてオーム社から発行するものです。
目次
第1章 力学の世界
第2章 熱の世界
第3章 流体の世界
第4章 波と光と音の世界
第5章 電気と磁気の世界
第6章 放射線と微視の世界
著者等紹介
中野正博[ナカノマサヒロ]
理学博士、医学博士、工学博士。1971年九州大学理学部物理学科卒業。2020年~現在、新医療統計研究所所長、純真学園大学(統計学)非常勤講師。物理学(原子核反応論)を研究、同時に医療分野(大学看護学科・専門学校・看護協会・病院)関係者の研究支援、後継者育成に尽力。アメリカ物理学会会員、BMFSA学会会員、2004年~2014年バイオメディカル・ファジィ・システム学会誌編集委員長。2015年~2018年Journal of BioMedical Fuzzy System Association英文/和文誌顧問相談役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。