出版社内容情報
Pythonによるデータ解析の最初の一歩に最適な書籍です。
分析化学では、系統誤差と偶然誤差が大きくならないように、機器分析の前に行う試料の前処理を工夫しますが、機器分析を終えた後も、後処理となるデータの解析を工夫して丁寧に行う必要があります。例えば、ベースラインの決め方やカーブフィッティングの条件設定で、定量分析の結果が大きく変わってしまうのを経験したことがある人は多いと思います。そういった機器分析データの解析は、化学を専門としていなくても、さまざまな分野で必要とされるスキルであり、身に付けることで活躍の場が広がるでしょう。さらに本書では、化学の分野に計量学(メトリックス)を取り入れたケモメトリックスと、その機器分析データへの応用についても解説します。[本書はじめにより]
本書にURLを掲載したGitHubには、サンプルプログラムファイルをアップしてありますので、ご利用ください。
内容説明
Pythonによるデータ解析の最初の一歩に最適な書籍です。ケモメトリックスとは、化学データから有用な化学情報を抽出する計算に関する分野です。
目次
1 機器分析の世界
2 Pythonの基礎
3 統計の基礎
4 データの前処理と可視化
5 ケモメトリックスの基礎
6 次元削減
7 クラスタリング
8 回帰
9 クラス分類
10 フィッティング
11 二次元相関分光法
著者等紹介
森田成昭[モリタシゲアキ]
大阪電気通信大学工学部基礎理工学科教授。博士(学術)。1996年東京農工大学工学部卒業。2017年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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