入門 統計学―検定から多変量解析・実験計画法・ベイズ統計学まで （第２版）

栗原 伸一【著】

オーム社（2021/07発売）

• サイズ A5判／ページ数 396p／高さ 22cm
• 商品コード 9784274227387
• NDC分類 417
• Cコード C3041

出版社内容情報

統計学をひととおり学ぶことができる!!
分析手法がわからない読者はこれ1冊で、また統計学全般を学ぶことができます。さらに例題や演習問題を解くことにより、統計学の知識を身につけることができます。公式ありきでなく、背景にある分析の考え方がわかるように解説しています。

内容説明

待望の第２版登場。主な変更点：確率や確率分布についての式と解説を充実させた。仮説検定で多重比較を大幅に追加した。多変量解析でソフトの使い方が主だった第１版に理論の解説を増強した。ロジスティック回帰分析を追加した。ビックデータで注目されているベイズ統計学を追加した。英語の文献などを読む際に便利なように英語表記を併記した。ＲコマンダーとＧ＊Ｐｏｗｅｒを解説した。

目次

データの整理―記述統計学
確率分布
推定と誤差―推測統計学
信頼区間の推定
Ｘ２分布とＦ分布
仮説検定と検出力
２群の平均の差の検定
分散分析
多重比較法
実験計画法
ノンパラメトリック検定
回帰分析―多変量解析１
ロジスティック回帰分析とクラスター分析―多変量解析２
主成分分析と因子分析―多変量解析３
ベイズ統計学
付録　統計数値表（分布表）と直交表およびギリシャ文字一覧

著者等紹介

栗原伸一［クリハラシンイチ］
１９６６年茨城県水戸市生まれ。１９９６年東京農工大学大学院博士課程修了。博士（農学）。現在、千葉大学大学院園芸学研究院教授。専門は農業経営・経済学、農村計画、政策評価、消費者行動分析。授業は上記専門関連科目の他、統計学や計量経済学、マーケティングリサーチなどを担当（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[壱萬参仟縁]

なかなか多変量解析はExcelマニュアルがなくて困るね。。本書は、１２章の回帰分析と、１４章の主成分分析が、抱えている課題解決に役立つ部分。でも、第３課題はまだ終わらない。第４課題の主成分分析までやり、修了課題も控える。なんとかExcelを使えるようにしたいが。。

2024/03/05

[りこしぇ]

QC検定や統計学入門などで統計をさわりだけでも学んだ人であれば、解りやすい内容だと思う。最後の方に「本書の次に読むと良さそうなテキスト」も多く紹介していて繋がる勉強をするのにも役に立ちそう。

2025/01/13

[H.Yamaguchi]

統計検定2級の勉強として読んだ。広く浅く概念的に書いてあるので俯瞰するのには良い。ただ2級受験では必須の期待値や分散、共分散の性質(期待値の加法定理とか)等はあまり強調されていないので、他書にあたる必要がある。

2023/02/14

[はっちー]

文章メインだが例がわかりやすく、Excelの使い方も示されている。何度も参照して統計を使いこなせるようにしたい

2025/01/30

[sinh]

図や式はあるが文章でずっと説明されていて、箇条書きやポイントをまとめてあるとかが全く無いので、わかりづらい。 文章は口語で読みやすさはあるのだけど、ポイントとしてまとまっておらずダラダラと内容が説明されるのでツライ。 ある程度知識がある人が、読み物的には読めるけど、初学者が読むにはわかりづらかった。

2024/11/20