出版社内容情報
Python でさまざまな現象をシミュレーションしよう!
本書はコンピュータシミュレーションの基礎を、Pythonを用いたプログラミングによって実際に試しながら学習するものです。
うわさの拡散や伝染病の流行、人口予測といった自然科学モデル、預金の複利計算や計量モデル分析といった経営・経済モデルといった具体的なものから、情報科学的な確率モデル、ベイズ統計、グラフ理論、GA(遺伝的アルゴリズム)といった各手法に基づいたモデル、エージェントベースモデル、強化学習による意思決定モデルまでを解説しています。
本書では、シミュレーションの各モデルの立て方やアイデアの説明に重点を置き、数値計算の厳密な詳細やモデルの数理よりは Python による実行を志向します。また、プログラムのほとんどは Jupyter Notebook形式で配布しているので、ご自身の手もとのPCで実行することができるようになっています。
目次
第1章 はじめに
第2章 数値計算と数学の基礎
第3章 アニメーション
第4章 確率モデル
第5章 自然科学モデル
第6章 経営モデル
第7章 ベイズ統計に基づくモデル
第8章 グラフ理論に基づくモデル
第9章 遺伝的アルゴリズムに基づくモデル
第10章 エージェントベースモデル
第11章 強化学習による意思決定モデル
著者等紹介
橋本洋志[ハシモトヒロシ]
1988年早稲田大学大学院理工学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京都立産業技術大学院大学産業技術研究科・教授。工学博士(早稲田大学)。著書多数
牧野浩二[マキノコウジ]
2008年東京工業大学大学院理工学研究科修了。現在、山梨大学大学院総合研究部工学域・准教授。博士(工学)(東京工業大学)。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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