出版社内容情報
若手設計者やこれから設計者を目指す人へ贈りたい!住宅設計のすべてが詰まった本。
若手設計者やこれから設計者を目指す方の「設計がうまくなりたい」「良い建築がつくりりたい」という目標は、いつの時代も共通しているものです。
設計の基本を習得するためには、約30坪程度の小さな家から考えてみることが近道だといわれています。この本は、いずれも30坪前後の多様な4軒の木造住宅を対象に平面図や矩計図、枠図、外部・内部枠廻り、建具図、階段詳細図などを通して、プランの考え方や寸法の抑え方など、住宅設計術を解き明かす本です。
豊富な写真とともに著者描きおろしによる手描き図面で構成されています。製本は180度フラットに開くオープンバック製。
目次
葉山の住宅(写真;視点は高く、視野は広く、建築を考える ほか)
ながおもての住宅(写真;環境をひとつにつなぐ ほか)
野塩の住宅(写真;未来へ、希望の種を蒔く ほか)
八ヶ岳の家(写真;家の素形 ほか)
著者等紹介
佐藤重徳[サトウシゲノリ]
1960年東京都生まれ。1983年東京電機大学工学部建築学科卒。1983→1989年開建築設計。1991→1997年レミングハウス(中村好文主宰)。1997年佐藤重徳建築設計事務所設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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YuYu
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佐藤重徳の作品集。最初の印象はとても住みやすそうな家。まるで無印良品のようなアノニマスで飽きづらそうなデザインをしている。部分、部分の検討が建物に応じてされて、部分が集積された建築に感じた。 ただタイトルの若手設計者に贈る手描き図面的な物はどうなのかな?ただ手描きってだけで、意識的に本を構成してるように思えない。縮尺がオンスケールで載ってないのも個人的には嫌だ。実は手描きで図面描いているとこをYouTubeで配信したりするほうが若手が普段触れ合えない空気感とかメリットとか伝わるんじゃないかな。2020/05/06