出版社内容情報
「科学の歴史」と「理科実験」の知識を,平易な本文とイラストでわかりやすく解説!
本書は、理科の教科書で学ぶ歴史上の人物が、「どのような実験を行い、どのようにして物事を発見したか(できたのか)」を実際の実験で再現し、理解することができる実験書です。今までの実験書とは異なり、「歴史」+「実験の理論」+「実験(実技)」という内容構成から、教科書ではバラバラに学び理解しにくかった歴史や理論などが、実験(実技)を通して理解できるようになります。歴史上の人物は今まで教科書で取り上げられている有名な人物ですので,学習指導要領が改訂されても長く活用できます。
目次
アルキメデスの原理
振り子の等時性
落下の法則
加速度の概念
慣性の法則
ガリレオと望遠鏡
トリチェリの真空実験
マクデブルクの半球
パスカルの原理
フックの法則〔ほか〕
著者等紹介
川村康文[カワムラヤスフミ]
1959年京都市に生まれる。1983年京都教育大学卒業。1983年より京都府立学校、京都教育大学附属高等学校を経て、信州大学へ。その間、2003年京都大学エネルギー科学研究科にて博士(エネルギー科学)。現在、東京理科大学理学部第一部物理学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イスタ
45
9歳息子にと中身も見ずに表紙だけで選んできてしまった~。中身を見てビックリ!こりゃ大人向けだったかしら。書いてある事は、理数系の息子が好きな事ばかりなんだけど、小難し過ぎる。。自由研究で作りたかった望遠鏡の仕組みも書かれているし、やっつけで作った浮沈子の作り方も載ってる。他にも自由研究に使えそうな事がたくさんあるんだけど、もっと子供向けで分かりやすかったら、さぞかし良い本になると思うのです。2020/09/13
たまきら
26
小学生でも楽しめる本です。もちろん図式や数式は難解ですが、彼らの残したそれらの研究成果の後に、その実験を自分でもできるように解説とやり方が詳しく書いてあるんです。娘さんと熱気球で盛り上がりました。うちのガスストーブで応用したんですが、楽しかった~。もうすこしわかりやすい絵があったり、カラー写真があったらすべての実験に食いついたと思います。2021/04/05
spatz
8
「あまりおもしろくなかった」(中1男子)ええええ?そんな?ちゃんと読んだ?記録に残していいかな?あくまでも自分(たち)の記録だからいいよね、いいことにする汗💦2020/08/09