出版社内容情報
良いプログラムを書くための必須知識をまとめたテキストであり、五輪の書。
本書は、長年にわたって数多くの優秀なシステムエンジニア、プログラマーに愛読されてきた、良いプログラムを書くための必須知識をまとめたテキストです。
うまくつくられたプログラムは、理解しやすく実行効率も高いものですが、一方、そうでないものは解読も困難なうえに、やたら時間や領域をくいます。さらに、そのようなまずいプログラムには、えてしてミスや内容的な誤りも隠されているものです。
本書は、新たなアルゴリズムで新たなプログラミングを行うために覚えておかなくてはいけない必須知識、そしてアルゴリズムの設計、実現における基礎を、実用上の価値に重点を置いてまとめています。
今回の改訂においては、多くの読者の声をよく参考にして、よりわかりやすく、簡明になるよう見直しを行ったほか、接尾辞木について新たな解説を加えています。
システムエンジニア、プログラマーとして活躍される方の五輪書です。
目次
1 アルゴリズムとその計算量
2 基本的なデータ構造
3 順序つき集合の処理
4 整列のアルゴリズム
5 アルゴリズムの設計
6 アルゴリズムの実現
著者等紹介
茨木俊秀[イバラキトシヒデ]
京都大学工学博士。1965年京都大学大学院工学研究科修士課程修了。1969年京都大学工学部数理工学科助手、その後助教授。1983年豊橋技術科学大学情報工学系教授。1985年京都大学工学部数理工学科教授。1998年京都大学大学院情報学研究科数理工学専攻教授。2004年関西学院大学理工学部教授。2009年京都情報大学院大学教授、学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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