出版社内容情報
機械要素の基礎知識から高度な設計法まで
実務に役立つ知識と応用力が養成できる教科書
機械システムを構築するために必要な機械要素の選定と,その組合わせを適切に行なう方法を,豊富な図版・計算式・例題を用いて解説。
ボールねじ,リニアガイド,電動機なども取り上げ,最近の機械設計の状況にも対応。
実務に直結する実力・応用力を養成。大学教育,企業の社内教育の教材に最適。
第2版の改訂内容
① JIS規格に関する部分を全般的に改訂。
② ロボットなどで必須とされるカム・リンクの項目を増補。
基礎知識を述べるとともに,関連する設計演習を8章に追加。
③ これにともない,6章の歯車強度の計算(ISOにもとづく)を、
より一般に近い計算式へ書き換えを図る。
内容説明
機械システムを構築するために必要な機械要素の選定と、その組合わせを適切に行う方法を、豊富な図版、計算式、例題を用いて解説。歯車の選定を容易にするJGMA簡易計算法(ISO準拠)を記載、不等速運動機構として“リンク機構”“カム機構”の動的挙動まで加筆、公差、ねじ、転がり軸受など、最新JIS改正にも対応した改訂版。
目次
1章 機械設計の基礎
2章 機械材料と強度および安全率
3章 締結・接合要素
4章 軸系要素
5章 軸受・案内要素
6章 動力伝達要素
7章 不等速運動機構
8章 アクチュエータ
9章 機械システムの設計
著者等紹介
吉本成香[ヨシモトシゲカ]
1975年東京理科大学理工学研究科機械工学専攻修士課程修了、東京理科大学工学部機械工学科助手。1986年英国Liverpool Polytechnic客員研究員。東京理科大学名誉教授。工学博士。専攻は機械要素、潤滑、精密工学
下田博一[シモダヒロカズ]
1978年明治大学大学院工学研究科機械工学専攻博士課程修了、明治大学工学部助手。1996年米国University of North Carolina客員助教授。明治大学理工学部教授。工学博士。専攻はトライボロジー、機械要素、転がり接触
野口昭治[ノグチショウジ]
1985年東京工業大学大学院生産機械工学専攻修士課程修了、日本精工(株)入社。2002年東京理科大学理工学部助教授。東京理科大学理工学部教授。工学博士。専攻はトライボロジー、転がり軸受、精密計測
岩附信行[イワツキノブユキ]
1987年東京工業大学大学院理工学研究科機械工学専攻博士課程修了、東京工業大学精密工学研究所助手。1999年米国Ohio State University,Stanford University客員研究員。東京工業大学工学院教授。工学博士。専攻はロボット機構の総合・制御、機能材料アクチュエータ、サイレント工学
清水茂夫[シミズシゲオ]
1969年明治大学大学院工学研究科機械工学専攻修士課程修了、芝浦油圧(株)入社。1970年明治大学工学部実験助手。明治大学名誉教授。工学博士。専攻は機械要素、信頼性工学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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