出版社内容情報
「マンガでわかる」シリーズの「薬理学」。薬と生体の相互作用を解き明かす薬理学について、基礎的なところをマンガで解説。
目次
第1章 薬の基礎知識
第2章 薬の作用
第3章 受容体に働きかける薬の作用
第4章 酵素に働きかける薬の作用
第5章 イオンチャネルに働きかける薬の作用
第6章 トランスポーターに働きかける薬の作用
第7章 核酸に働きかける薬の作用
第8章 疾患別:薬の作用
著者等紹介
枝川義邦[エダガワヨシクニ]
早稲田大学研究戦略センター教授。1998年に東京大学大学院薬学系研究科博士課程を修了して薬学の博士号、2007年に早稲田大学ビジネススクールを修了してMBAを取得。同年、早稲田大学スーパーテクノロジーオフィサー(STO)の称号を得る。名古屋大学環境医学研究所助手、日本大学薬学部助手、早稲田大学先端科学・健康医療融合研究機構助教授、早稲田大学高等研究所准教授、帝京平成大学薬学部教授・脳機能解析学ユニット長などを歴任して2014年より現職。2015年度には、優れた教育を実践している教員に授与される早稲田大学ティーチングアワード総長賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kasuke Fujita
1
(図書館本)薬剤師のドラマを見ていること、常に服薬していることで薬に興味があり読了。なぜ薬を飲むタイミングが決まっているのか、薬はなぜ効くのか、がとても分かりやすく書かれていた。症状のメカニズムから、どの時点を止めるかによって使う薬が異なることが面白かった。学生の時に有機化学を専攻していたことも理解が進んだ一因かも。薬学部を目指していた時を懐かしく思う。2020/09/20
はひへほ
1
マンガでわかるシリーズの、基礎生理学の次に読んだ。薬の作用機序をイメージでもって教えてくれるから、初心者でも読みやすかった。2020/05/30
青海老
1
こういう本は「出てくる女が好みかどうかが大事」、という金言を持っている。その観点に照らし合わせると、これはもう垂涎の本なんですよ。まず、この(表紙の)女の子が結構いい。薬剤師の卵が研修している、という内容なのだが女の子が「結構賢い」のである。それなりに課題意識をもって勉強しており、ある程度知識の付いた状態で実習に臨む。それを指導者が伸ばす。すると女の子が成長する……という、最近のアイドルアニメもかくや! というコンテンツなのだ! 中身はいつものとおり文章で補完してあるが、以外に分かりやすい。網羅性もある2018/11/11