食料経済―フードシステムからみた食料問題 (第5版)

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  • サイズ A5判/ページ数 237p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784274219221
  • NDC分類 611.3
  • Cコード C3077

出版社内容情報

「食料経済」のエキスパートが、最新の統計データを駆使して、フードシステムの観点から食料問題の全体像を解説。日本の食の「危機」を読み解く。
データを一新、内容はさらに充実。
日々の豊かな食生活は砂上の楼閣…
今世紀半ばに、想像を絶する地球規模の食糧危機が起こる…
「食料経済」のエキスパートが、最新の統計データを駆使して、フードシステムの観点から食料問題の全体像を明らかにする。
食の真の豊かさ、サスティナブルな供給システムの構築など、未来への急務の課題を読み解くための最高のテキスト。

prologue 食料経済で何を学ぶか
  食卓からさかのぼってそのフードシステムのしくみをたずねる
  (“豊かな食卓”から思い浮かべるもの 他)

1編 “豊かな食卓”を解析すれば
 1章 食生活の変遷と特徴
  (わが国の食生活小史 第二次世界大戦後の食生活の変化 他)

 2章 成熟期にきた食の需給
  (食料の需給システム 成熟期にきたわが国の食料需要 他)

 3章 すすむ食の外部化
  (食の外部化 飲食業と外食産業・中食産業 他)

2編 遠ざかる農場から食卓への距離
 4章 農畜水産物の生産
  (食品の“源流”農業 他)

 5章 食品製造業と食品企業の展開
  (食品製造業出荷額の増大?30年間に6.5倍に? 他)

 6章 食品の流通
  (卸売市場流通を中心とした生鮮食品流通 他)

 7章 増える食料・食品輸入
  (グローバリゼーションと食料貿易 他)

3編 国民食料の安定確保
 8章 世界の食料問題
  (“過剰”と“不足”の併存 地球規模の食料需要の増大 他)

 9章 日本の食料政策と食品政策
  (フードシステムの観点からの政策課題 他)

 10章 食品の安全性と食をめぐる資源・環境問題
  (食料に求められる基本的な性格?安定供給と安全性? 他)

epilogue 日本の食料問題を考える
  真に豊かな食生活を求めて
  (他国に例をみない食料自給率の低さ 他)

?橋正郎[タカハシ マサオ]

清水みゆき[シミズ ミユキ]

内容説明

データ―新、内容充実。日本の食を考える。私たちが何気なく消費している食料や食品の生産・製造から食卓に届くまでのプロセス。そこに潜むさまざまな課題を、最新データと豊富な図表で解き明かします。食の未来に関心を寄せるすべての方々に。

目次

食料経済で何を学ぶか―食卓からさかのぼってそのフードシステムのしくみをたずねる
1編 “豊かな食卓”を解析すれば(食生活の変遷と特徴;成熟期にきた食の需給;すすむ食の外部化)
2編 遠ざかる農場から食卓への距離(農畜産物の生産;食品製造業と食品企業の展開;食品の流通;増える食料・食品輸入)
3編 国民食料の安定確保(世界の食料問題;日本の食料政策と食品政策;食品の安全性と食をめぐる資源・環境問題)
日本の食料問題を考える―真に豊かな食生活を求めて

著者等紹介

高橋正郎[タカハシマサオ]
1957年東京大学農学部農業経済学科卒業、東京大学農学部助手、農林水産省農業試験場・研究所各研究室長、日本大学生物資源科学部教授を歴任。専攻は食品経済学、農業経済学

清水みゆき[シミズミユキ]
1992年千葉大学大学院自然科学研究科修了、一橋大学経済研究所助手、文部省(当時)統計数理研究所調査実験解析系講師、日本大学生物資源科学部教授。専攻は農業史、公害史、食料・農業経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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