ぷち マンガでわかる微分積分

小島 寛之【著】/十神 真【作画】/ビーコムプラス【制作】

オーム社（2016/07発売）

• サイズ A5判／ページ数 231p／高さ 20cm
• 商品コード 9784274219146
• NDC分類 413.3
• Cコード C3041

出版社内容情報

理工学の知識をマンガで解説する「マンガでわかる」シリーズが判型を変えて登場。身近な出来事を通じて微分積分の概念をマンガで解説あの『マンガでわかる』シリーズが「ぷち」になったよ！
さまざまな社会の出来事を微積で解決！
微分積分の概念を、身近な関数に置き換えてわかりやすく解説します。新人の女性新聞記者が、さまざまな社会の出来事を微積を用いて理解していくというストーリーをとおして、微分積分の概念を学んでいくことができます。
≪本書は2005年12月発行の「マンガでわかる微分積分」を、書籍判型を変えて出版するものです≫

プロローグ　関数って何だろう？
第1章　関数をはしょって要約することが微分
第2章　微分の技を身につけよう
第3章　積分ってなめらかに変化する量を集計することさ
第4章　苦手な関数は、積分で克服せよ
第5章　テイラー展開って真似っこ関数のすぐれもの
第6章　複数の原因から1個だけ取り出すのが偏微分
エピローグ　数学って何のためにあるの？

小島寛之［コジマ ヒロユキ］

十神　真［トガミ シン］

ビーコムプラス［ビーコムプラス］

目次

プロローグ　関数って何だろう
第１章　関数をはしょって要約することが微分
第２章　微分の技を身に付けよう
第３章　積分ってなめらかに変化する量を集計することさ
第４章　苦手な関数は積分で克服せよ
第５章　テイラー展開って真似っこ関数のすぐれもの
第６章　複数の原因から１個だけ取り出すのが偏微分
エピローグ　数学って何のためにあるの？

著者等紹介

小島寛之［コジマヒロユキ］
１９５８年生まれ。東京大学理学部数学科卒業。同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現在、帝京大学経済学部経済学科教授。専門は、数理経済学。経済学博士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Masaru Kamata]

マンガだと思ってなめてはいけない。とても流し読みで理解できるような内容ではない。微分は傾きで積分は面積で極限がどうたらこうたらというような、ありがちなパターンとは異なるアプローチで書かれていて、少々戸惑う部分も多い。証明の式変形も少しジャンプがあったり変数の命名法が独特だったりで、正直言うと途中で投げ出したくなったりもしたのだが、なんとか読み終えた。著者の熱意のお陰かなと思います。微分は複雑な式を近似するために必要な操作で、積分は集計のための操作。その数学を社会のために使うという信念に拍手。

2018/09/01