出版社内容情報
鉄道に関わる金属材料について、それぞれの機器・部材・構造物ごとに、開発の歴史と技術変遷、特徴を解説しています。
金属材料の知識なくして鉄道技術を語れない!!
本書は、鉄道に関わる材料のうち、鉄道車両および軌道を構成している要素技術としてもっとも重要な金属材料について、それぞれの機器・部材・構造物ごとに、開発の歴史と技術変遷、特徴を解説します。
さまざまな試行錯誤の中で培われた鉄道材料工学のノウハウは、戦前・戦後と受け継がれて現在に至っていますが、それらの情報は色あせることはなく、鉄道に携わるエンジニアの基礎知識として、また鉄道ファンのテクニカルな話題の拠り所となる情報として有用です。
1章 車 体
2章 台 車
3章 車 輪
4章 車 軸
5章 軸 受
6章 ば ね
7章 駆動装置
8章 ブレーキ
9章 集 電
10章 軌 道
11章 鉄道橋
内容説明
鉄道の発展と安全を支えてきた鉄鋼材料。その技術変遷を辿ろうという試みが、本書の“「鉄」学”たる所以です。
目次
車体
台車
車輪
車軸
軸受
ばね
駆動装置
ブレーキ
集電
軌道
鉄道橋
著者等紹介
松山晋作[マツヤマシンサク]
1937年東京生まれ。1961年東京工業大学金属工学課程卒業。1961~1987年日本国有鉄道・鉄道技術研究所金属材料研究室主任研究員、主幹研究員。1971~1972年フランス政府給費留学、Ecole Centrale des Arts et Manufactures(Paris)客員研究員。1987~2002年東洋電機製造(株)技師長。1987~2007年神奈川工科大学機械工学科非常勤講師。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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