内容説明
人々の生活を直接に支える浄水の取水・供給(上水道)、排水の集水・処理(下水道)にかかわる施設の設計および管理に必要となる基礎知識と応用技術の解説を中心としながら、より基礎的な水環境科学の分野と水環境にかかわる地域計画への応用分野の解説から構成。上水道、下水道の歴史を振り返る中で、水環境問題の歴史的展開についても補足している。改訂3版では、第2章、第3章の内容を時代の要請に合うように改訂。歴史的な展開の紹介を序章において補強しているほか、第1章、第4章、付表に示した各種基準についてもそれぞれ最新のデータに基づき必要な改訂を行った。
目次
序章 水環境技術の歴史的展開
第1章 水環境の基礎科学(水文と水利用;水質の化学 ほか)
第2章 上水道(水道の基本計画;上水道施設 ほか)
第3章 下水道(下水道基本計画;管路施設 ほか)
第4章 水環境計画と水環境技術(水環境に係る法制度;水環境保全計画 ほか)
付表(人の健康の保護に関する環境基準;生活環境の保全に関する環境基準 ほか)
著者等紹介
松尾友矩[マツオトモノリ]
1965年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。1974年工学博士。現在、東京大学名誉教授、元東洋大学学長
田中修三[タナカシュウゾウ]
1984年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。1984年工学博士。現在、明星大学理工学部総合理工学科環境・生態学系教授
神子直之[カミコナオユキ]
1992年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。1992年博士(工学)。現在、立命館大学理工学部環境システム工学科教授
齋藤利晃[サイトウトシアキ]
1990年東京大学工学部反応化学科卒業。1997年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。1997年博士(工学)。現在、日本大学理工学部土木工学科教授
長岡裕[ナガオカヒロシ]
1988年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。1988年工学博士。現在、東京都市大学工学部都市工学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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