内容説明
宇宙の誕生当時のように電荷の質量をゼロとして(2008年日本の3名が受賞したノーベル賞)、アンペアの法則やファラデーの法則はクーロンの法則から導出するなど、本書は明快な電磁気学を説明しています。
目次
1 プロローグ―私の疑問から
2 電荷と電界
3 電荷と磁荷の相互作用
4 アンペアの法則とファラデーの法則の導出
5 導体に流れる電流と電磁界
6 電界を作る電荷と磁界を作る電荷
7 電磁波
8 電磁界の求め方
9 エピローグ―まとめとして
著者等紹介
後藤尚久[ゴトウナオヒサ]
1935年宇都宮市生まれ。東京工業大学電気工学科卒業、同大学院修了、工学博士。現在、東京工業大学名誉教授、拓殖大学名誉教授。ラジアルラインスロットアンテナ、一層構造導波管スロットアンテナ、逆相励振導波管スロットアンテナ、円環パッチアンテナ、などを発明。総務大臣表彰電波功績賞(電波産業会)、井上春成賞(科学技術振興事業団)、紫綬褒章を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。