出版社内容情報
「微生物とは、そもそもどのようなものか」から始まり、微生物の有効利用など、多くの読者にとって興味深い内容を、立体的な 2色の図を多く用いてわかりやすく記述した格好の入門書! また、現在の生命科学の主流である分子生物学的な視点や、遺伝子工学的な内容も網羅してある。 さらに、微生物の研究法を記述することにより、微生物に対するさまざまな見方を提供しているので、微生物学の参考書としても活用できる。
目次
1章 微生物とは
2章 微生物の進化
3章 微生物の物質代謝
4章 微生物の研究法
5章 遺伝子工学
6章 微生物の利用
7章 バイオテクノロジー
8章 不思議な能力を持つ微生物たち
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オザマチ
4
原核生物・真核生物といった生物学の分類方法から、細菌の分類方法と例、主な培養方法や発酵への応用まで。分子生物学の基礎知識が無い人でも問題なく読めると思います。バイオレメディエーションの話はかなり興味深いので、別の資料で調べてみたいと思いました。2014/10/24
チクタクマン
1
微生物について、その種類、研究法や培養法、そして応用の分野まで分かりやすく解説がされてある。およそヒトが生きられるような環境ではない、過酷な環境でも生きている微生物もいるとのこと。その微生物の多様性には驚かされた。2017/01/13