出版社内容情報
生命科学を学ぶ上で、基礎となる植物生理学に関して、基本となる考え方、用語を丁寧に解説している。項目ごとにポイントをわかりやすく、図や表を多用して説明しているので、初めて植物生理学を学ぶ読者にも理解でき、さらに、その後のさまざまな分野の応用研究に取り組むための下地となる知識を確実に身につけられる構成となっている。また、演習問題が充実しているので、教員にとっても非常に教えやすい本格的な教科書となっている。
目次
地球上の生命を支える植物
第1部 植物の生活(植物の構造;発生と分化;光による制御;植物ホルモンによる制御;生殖;遺伝子の発現とシグナル伝達系)
第2部 物質とエネルギーの流れ(物質代謝とエネルギー;エネルギー獲得系;糖と脂質の代謝;無機栄養の同化;二次代謝物の生合成と機能)
第3部 環境応答と農作物の生理学(緑葉の生理生態学;環境ストレス応答とストレス耐性;形質転換と植物のバイオテクノロジー;農作物の生理学と環境)