出版社内容情報
振動工学に関して、体系的な説明、豊富な図説により、非常に理解しやすい基礎的な参考書。
目次
第１章 振動について（どのような振動が起こるのか；振動の特徴を捉えるには ほか）
第２章 振動現象の基本特性（１自由度系の振動）（不減衰系の自由振動；運動方程式 ほか）
第３章 多自由度系の振動（複数の自由度を持つ系の振動）（２自由度系の自由振動；２自由度系の強制振動 ほか）
第４章 系の安定性（大きく成長する振動；自励振動とは ほか）
著者等紹介
佐藤勇一［サトウユウイチ］
１９７３年東京工業大学工学部機械工学科卒業。１９７８年工学博士。現在、埼玉大学工学部機械工学科教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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アドソ
7
たいへん丁寧に書かれているが、他の多くの類書とは何かが違う。基本的な方程式の導出や理論の説明はほとんどない。それはわかっているという前提で振動に関する様々な問題（特に不安定性）や実際に起こる現象にどうやって適用するか、という観点で書かれており、それは書名にも反映されたのだろう。初学者向けではないが、理論を学ぶ意味が今一つわからない、というひとはまずこれを読んでみるといいのかもしれない。2024/01/13
