出版社内容情報
自動車の魅力を通じて物理学の本質がわかる。楽しみながら物理学が学べる!
目次
1章 クルマの走る・曲がる・止まる
2章 クルマを支えるシャーシ
3章 エンジン
4章 電装系と電気動力
5章 クルマの性能
6章 クルマのセンサ
著者等紹介
古川修[フルカワヨシミ]
東京大学工学部卒業、同大学院修了。工学博士。1977年(株)本田技術研究所入社。4輪操舵、二足歩行ロボット、自動運転車、運転支援システムなどの革新技術の研究開発責任者を歴任。全国発明表彰で内閣総理大臣賞受賞。2002年より芝浦工業大学システム工学部教授に就任。学生にまず知的興味を持たせる研究教育を実践(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nbhd
16
物理学が世の中に役に立っている実例を知りたくて手にとった図書館本。車の速度や車体に力学が対応し、以下、エンジンには熱力学、電気系統には電磁気学、GPSには相対性理論が対応する。問題は、クルマの仕組みに持ち出される物理学のレベルが、高校課程や大学課程が不揃いに混じっていて易しくないことだ。しかも、個別の分野には工学の知識が必要。有用性がわかれば、物理の勉強の動機づけになるにちがいないと踏んで読んでみたけど、そんな気持ちが急に冷めてしまった。そこまで手を伸ばさないと誓った。そもそも車の免許を持ってないし。2021/07/07
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