内容説明
本書は、社会とか経済とか環境とかエコロジーといった問題に関心のある工学者を読者として想定している。したがって、想定した読者の関心や考え方に沿うように社会科学の内容をアレンジし直し、さらなる研究課題を提示している。
目次
第1章 エコロジーのための意思決定
第2章 一般均衡論の基礎
第3章 一般均衡論の拡張
第4章 外部性と公共財
第5章 費用便益分析
第6章 環境負荷の数量分析
第7章 技術構造と生産性
第8章 排出権取引
第9章 リサイクリング
第10章 技術移転の最適化
著者等紹介
西村一彦[ニシムラカズヒコ]
1991年東京工業大学工学部化学工学科卒業。1992年カリフォルニア大学バークレー校大学院エネルギー資源学科(ERG)。1994年東京工業大学大学院理工学研究科経営工学専攻修士課程修了。1998年電力中央研究所経済社会研究所主任研究員。2001年東京工業大学大学院総合理工学研究科人間環境システム専攻博士課程修了。2002年レオンチェフ賞(国際IO学会)。現在、日本福祉大学経済学部助教授 博士(工学)
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