内容説明
大学低学年の半期科目の教科書として、高校の物理教育から大学教育への橋渡しを意識しながら、電気回路と電圧・電流、回路素子と電源の波形、電気回路の解き方、単相交流回路と三相回路の基礎を記述している。そこでは、身近なルームエアコンや洗濯機などの家庭電気製品、電車のモータ、送電線など基本的な電気設備に対する考え方が理解できるよう基礎を重視した。
目次
1章 電気と電圧・電流(力学と電気回路の相似関係;電気 ほか)
2章 電気回路と回路素子(力学系と電気回路;外力と電源 ほか)
3章 回路方程式の求め方と直流抵抗回路の解法(力学系を電気回路で表現する;運動方程式とキルヒホッフの法則 ほか)
4章 交流回路の解法(一般解、定常解、過渡解;正弦波交流とフェーザ ほか)
5章 三相交流回路(なぜ三相交流で送電するのか;対称三相交流 ほか)