新世代工学シリーズ<br> システムソフトウェア

新世代工学シリーズ
システムソフトウェア

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  • サイズ B5判/ページ数 150p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784274132353
  • NDC分類 007.63
  • Cコード C3055

出版社内容情報

【セールスポイント】
基本的なポイントを的確におさえた、わかりやすいセメスタ制対応教科書

【発刊の目的と内容】
本書は、情報処理の要素技術であるコンパイラとアセンブラにおける諸技法を中心に、リンカやローダ、ライブラリなど、システムソフトウェア全般についてまとめた教科書。
基礎理論として必要な構文解析などていねいに解説するとともに、セメスタ制に対応した章構成で全体の展望を得られるよう、わかりやすく解説。

【購読対象者】
大学の情報、電気・電子・通信、機械、システム工学系に関連する学部学生、院生
情報処理関連の初級エンジニア

【詳細目次】
1章 システムソフトウェアとコンパイラ、アセンブラ
1.1 システムソフトウェアの仲間たち
1.2 プログラミング言語とコンパイラ、アセンブラの役割
1.3 プログラミング言語の文法とソースプログラム
1.4 オブジェクトプログラムと機械語プログラム
1.5 コンパイラとアセンブラの技法
1.6 コンパイラ、アセンブラの開発
1.7 アセンブラ言語の特徴とその魅力
1.8 リンカとローダはすべてのプログラムに必要
1.9 ライブラリとソフトウェア開発
1.10 本書の構成と学習の仕方

2章 プログラミング言語の定義
2.1 言語定義に要求される条件
2.2 字句定義
2.3 式、文、制御構造、プログラム単位
2.4 意味定義

3章 字句処理
3.1 字句処理の位置づけ
3.2 有限状態機械
3.3 字句処理系の自動生成
3.4 手作りコンパイラの場合

4章 構文解析の原理
4.1 形式的構文定義
4.2 構文解析の原理

5章 下降構文解析技法
5.1 下降型構文解析
5.2 再帰下降構文解析技法

6章 上昇構文解析技法
6.1 上昇型構文解析
6.2 演算子順位解析技法
6.3 LR解析技法
6.4 構文解析プログラムの自動生成

7章 構文解析の後処理
7.1 構文指向言語処理
7.2 構文解析出力

8章 目的プログラム
8.1 目的プログラムの実行環境
8.2 実行時スタック
8.3 実行時ライブラリ
8.4 呼出し手順
8.5 中間言語インタプリタ方式

9章 コード生成
9.1 コード生成機能
9.2 識別子表
9.3 変数の割当て
9.4 データ型変換と添字式
9.5 文と式のコード生成
9.6 コード生成例
9.7 制御構造のコード
9.8 コード改善

10章 アセンブラ
10.1 アセンブラの必要性
10.2 アセンブラの種類
10.3 アセンブラの機能とモデルコンピュータ

11章 アセンブラのプログラム
11.1 アセンブラプログラムの作成法
11.2 アセンブラプログラムの具体例と応用
11.3 アセンブラの処理手順

12章 リンカとローダ
12.1 リンカの役割
12.2 リンカの処理
12.3 リンクの種類
12.4 ローダ

13章 ライブラリ
13.1 ライブラリとは
13.2 ライブラリの種類
13.3 ライブラリのプログラム属性
13.4 ライブラリの作成

目次

システムソフトウェアとコンパイラアセンブラ
プログラミング言語の定義
字句処理
構文解析の原理
下降構文解析技法
上昇構文解析技法
構文解析の後処理
目的プログラム
コード生成
アセンブラ
アセンブラのプログラム
リンカとローダ
ライブラリ

著者等紹介

黒住祥祐[クロズミヨシスケ]
1963年京都大学工学部卒業。1971年工学博士。現在、京都産業大学工学部教授

林恒俊[ハヤシツネトシ]
1967年京都大学工学部卒業。1978年工学博士。現在、立命館大学理工学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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