出版社内容情報
【セールスポイント】
情報関連学科必須のテーマについて、例を用いてやさしく解説
【発刊の目的と内容】
コンパイラを通してソフトウェアのしくみとアルゴリズムを考えるのに役立つよう、例を用いて具体的に記述した。図表やプログラムを多用し、わかりやすくまとめている。
【購読対象者】
大学の情報関連学科の学部学生♂情報関連企業のソフトウェア技術者
目次
1 コンパイラの概要
2 コンパイラの簡単な例
3 文法と言語
4 字句解析
5 下向き構文解析
6 意味解析
7 誤りの処理
8 仮想マシンと通訳系
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
baboocon
12
日本におけるコンパイラの権威といえば中田育男さんなのかな。前から気になっていたがようやく読んだ。決して厚くはないし入門書レベルの本なのだろうけど、素人がいきなり読んですんなり理解できる内容ではないか。また読み直してみたい。2020/09/22
yshigeru
1
まつもとゆきひろさんもこの本で勉強したと言っていた(と思う)。巻末にWirthのPL/0を拡張したPL/0'という言語のコンパイラのソースコードが載っていて、このソースコードを理解するために必要な理論について書かれている。なので、最適化など高度な話題は含まない。LL(1)文法など言語理論のところなどは難しかった(というか、まだよく分かっていない…)。大学の入門コースの教科書という感じ。2015/01/01
yshigeru
0
某勉強会のためのコンパイラの復習。自分にとって、OSやネットワークに比べるとコンパイラは馴染みの薄い領域なのでなかなか難しく感じる。PL/0'というミニ言語のC言語で実装されたミニコンパイラが付いてくるので、これを参考に自分で作ってみると理解が深まるかもしれない。2015/08/02
h t
0
後半からわからなくなってきた2013/01/24
jiroukaja
0
薄めだけど何度も参照しないと理解できない気がする2009/12/30